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<2012年のミュージカル映画「レ・ミゼラブル」が公開された際のインタビューで、取材者に冷たい態度を取ったことをアン・ハサウェイが謝罪>

アカデミー賞の受賞歴もある人気女優のアン・ハサウェイにインタビューしたら「ひどい態度を取られた」――こう批判していた記者が、ハサウェイ本人から謝罪を受けたことを明らかにした。当時のインタビューの様子を見ると、確かにハサウェイは終始ほとんど笑顔を見せることなく、取材者の質問に冷ややかな態度で淡白な受け答えをしていたようだ。

■【動画】態度が悪すぎ、場が凍る「冷たい受け答え」...アン・ハサウェイ、批判殺到した「最悪のインタビュー」

ノルウェーのエンターテインメント・ジャーナリストであるキャスティ・フラーは先日、米女優ブレイク・ライブリーにインタビューを行った際の彼女の対応について批判したことが大きな話題を呼んでいたが、今週はハサウェイとの過去の「ひどい」インタビューについて明かした。本誌はこの件についてフラーとハサウェイの代理人にメールでコメントを求めたが、返答はなかった。

フラーは長年にわたって数多くの著名人にインタビューを行ってきており、YouTubeなどのソーシャルメディアチャンネルでその経験を振り返っている。最近投稿した動画では、2012年のアカデミー賞受賞ミュージカル「レ・ミゼラブル」のグループインタビューの一部を紹介しておいる。

ハサウェイやラッセル・クロウ、ヒュー・ジャックマン、エディ・レッドメインなど数多くのスターにインタビューを行った際の様子を撮影したものだ。

動画の中でフラーは、ハサウェイが自分の質問にあまり反応してくれなかったと批判。たとえばインタビュー冒頭で、歌で質問をするから歌で答えて欲しいと促した時も、ハサウェイは「私は歌いませんが、あなたは歌ってくれて構いませんよ」と返答。その後のフラーの質問の中でも、短く一言でしか答えない場面があったという。

ハサウェイからの謝罪に「とても感動」

この動画が17万1000回以上視聴されて話題になると、その後ハサウェイ本人からこのインタビューについてフラーに謝罪のメッセージが届いたそうだ。

「正直なところ、とても驚いた」とフラーはYouTubeに投稿した最新の動画の中で述べ、代理人を通じてハサウェイから連絡があったことを明かした。「彼女が私に連絡してくるなんて予想もしていなかった。彼女があの動画を見ることすらないと思っていたのに。でも彼女は動画を見て、素晴らしい対応をしてくれた」

フラーによればハサウェイは彼女に宛てたメールの中で、インタビュー当時に自身が抱えていた問題について説明し「インタビューでひどい受け答えをした」ことを謝罪してきたという。フラーはハサウェイからメッセージを受け取ったことについて「とても感動した」と述べ、「話をするだけで涙が出そう。連絡をくれたことに本当に感謝している」とした上で、さらにこう語った。

次回公開作のインタビューに招かれた

「とても個人的なメッセージだったから、メールの細かい内容はここで共有しないことにした。でも彼女の対応は本当に素晴らしいと思ったから、そのことは皆さんと共有したいと思った」

フラーがその後ハサウェイに「いつかこのことについて話をしたいと思われたら、私はいつでも対応する準備ができている」と伝えると、ハサウェイは来年5月に公開予定の出演作のインタビューに招かれたという。

「自分の過ちを認めて謝罪する人のことをとても尊敬する。『ごめんなさい』という言葉にはとても大きな力がある」とフラーは述べ、さらにこう続けた。「あのインタビューはもう随分前の話だ。何も恨みはない」

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