明治時代などに岩手県野田村で作られた塩を内陸まで運ぶために通った「塩の道」を歩くイベントが始まりました。
10月11日野田村を出発し4日かけて盛岡市を目指します。

「塩の道」は安土桃山時代から明治時代にかけて野田村で作られた塩を内陸まで運ぶために通った道です。

イベントは野田村商工会青年部などで構成される「塩の道を歩こう会」が企画したもので県内各地から20人が参加しました。

参加者は野田村を出発し盛岡市までの約106キロを歩き村の特産品「のだ塩」を届けます。

11日は出発式が開かれ野田村の小田祐士村長があいさつをした後参加者の代表に「塩」を手渡しました。

式が終わると参加者たちは先人たちの築いた歴史を振り返りながら目的地の盛岡市に向けて歩き始めました。

参加者
「これだけの長い道を盛岡まで運んだっていうのがすごく歴史が感じられるなと」「昔短角牛で塩を運んでいた人たちの気持ちになりながらしっかりその思いを運ぶような気持ちでいきたい」

参加者たちは久慈市や岩手町などを経由しながら4日かけて盛岡市のゴールを目指します。

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