諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」は、9日が最終日の「後日(あとび)」です。

7つの踊町は9日朝、お旅所と諏訪神社で最後の奉納踊を行い、全力を出し切りました。

後日の9日は朝から青空が広がる絶好の“くんち日和”となりました。

お旅所では、午前7時から奉納踊が始まりました。


集大成とばかりに、力強い声や観客からの掛け声が響きます。

見物客
「この一体感がすごい。楽しんでいる。もってこーい」

踊場での奉納は諏訪神社が最後。

出演者は稽古の成果を存分に発揮しました。

八幡町 長采 小 亮平さん
「最後みんな100%出し切ってくれたので、それがうれしくて涙が止まりませんでした。キツさもあったがそれよりも一日経つにつれ、やはり少しずつ寂しさもある」


銀屋町の担手 河村賢太さん
「お諏訪さんは最後の1発ポンと上がったので満足した。やっぱり今から7年間待ち遠しい」

出演者は10年ぶりの大舞台を終え、達成感に包まれていました。

踊町は夜まで「庭先回り」で長崎市内中心部をめぐり、それぞれの町で最後の演し物を披露して祭りの3日間は幕を閉じます。

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