約380年前の「伊予国」を描いた国内最大級の地図が2年間に渡る修復を終え、愛媛県西予市の県歴史文化博物館は、19日から開館30周年を記念した特別展で展示します。この展示に先立ち博物館のHPで高精細のデジタル画像が10日に公開されます。

修復が完了したのは江戸時代初期1640年代に描かれた「正保伊予国絵図」。県歴史文化博物館によりますと、縦横7メートルを超える国内最大級の大きさの「国絵図」で、当時の松山城や道後温泉などのほか、交通網や村ごとの米の生産量などが細かく記されています。松山藩が作成し江戸幕府に提出した「国絵図」の控えとして保管していたものの劣化が進んだため、昨年度までの2年間をかけ修復していました。

修復を終えた「国絵図」は、19日に開幕する歴史文化博物館の開館30周年の記念特別展で展示されます。またこの展示に先立ち、高精細の画像がHPのコンテンツ「絵図・絵巻デジタルアーカイブ」で、10日午前10時から公開されます。

県歴史博物館は「画像は細部まで観察することができる。江戸時代前期の伊予の姿を楽しんでほしい」としています。

#愛媛県 #西予市 #歴博 #博物館 #イベント #伊予 #地区 #国絵図 #日本最大級 #江戸時代 #修復 #展示会 #ホームページ #デジタル #画像

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。