松江市の観光スポットのひとつ「カラコロ工房」がリニューアルしました。約1年半の大規模改修が終わり、飲食店など施設の一部が2日に先行オープンしました。

村上遥アナウンサー:
島根県内の飲食店がずらりと並ぶフードホールでは、カジュアルなテーブルとパラソルが数多く設置され、こちらで購入したものを夜11時まで楽しむ事が出来ます。

松江市の「カラコロ工房」。2日にプレオープンしたのはフードホール。テナントを全て入れ替え、新たに10の飲食店が営業を始めました。リニューアルで新たにお目見えしたのが、「おでんや・ごよう松」。あご=トビウオのだしを使うのが特徴の「松江おでん」のお店です。またハンバーガーショップでは、「パテ」に、隠岐・知夫里島で作られた和牛や魚介の加工品が使われています。
このうち「サメバーガー」を試食してみました。

村上遥アナウンサー:
サメは食べたことなかったのですが、淡白で臭みもなく、でも味がしっかりついているのでソースとの相性が良くておいしいです。

コーヒーショップでは、和菓子と一緒にコーヒーを。それぞれの店で、松江らしさを感じさせます。

「カラコロ工房」は、「旧日本銀行松江支店」の建物を活用し、レトロな雰囲気の中で、松江の食や文化を体験できる観光施設です。オープンから20年あまり経ち老朽化が進んだため、2023年4月から大規模な改修工事が進められていました。
先行オープンした本館1階には、特産品のセレクトショップ「八百万マーケット」が出店。県内産の食材を使った弁当や松江市内の窯元で作られた工芸品も並びます。

利用者:
前よりも明るくなった印象がある。認知が広まれば利用のされ方も、工夫次第では色々あるんじゃないかなと思います。

利用者:
どうしても駅前の方がにぎやかになりがちなので、こういうものがあると良いと思います。

カラコロ工房テナント会・山本篤志会長:
橋を挟んで橋南側と橋北側、この北側のエリアでも人が集まる場所になればいいなと思います。

中心市街地のにぎわいづくり、観光の魅力発信の拠点として期待が寄せられています。カラコロ工房では10月12日に残る施設が営業を始め、グランドオープンします。

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