多くの人が見上げる…迫力のある花火。
放浪の天才画家として知られる山下清の代表作「長岡の花火」です。
この作品は細かくちぎられた色紙によって制作されています。
【山下清の甥 山下浩さん】
「長岡の花火は昭和24年・1949年に山下が見に行った。もちろん放浪中だったので、翌年・昭和25年に家に帰って去年の夏の思い出という形で作ったわけです。花火はスケッチもできない一瞬の輝きで終わってしまう。写真で撮るのも難しい。その一瞬の輝きを頭に入れて1年後に制作をしていくわけなんです。これが山下清ならではの芸術」
「山下清展」は5月12日まで、佐賀市の県立美術館で開催されています。
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