山形の秋の風物詩「日本一の芋煮会フェスティバル」が9月15日に開催されるのを前に、大鍋が山形市の会場に設置された。

11日午前5時半、クレーン車がやってきたのは山形市緑町に展示してある「3代目鍋太郎」の前。
15日に開催される「日本一の芋煮会フェスティバル」で使用するため、大鍋を会場に移す作業が周辺の道路を封鎖して行われた。

大鍋は直径6.5メートル・重さ3.2トン。一度に最大5万食分の芋煮を作ることができる。
周辺には、大鍋の移動を遠くから見に来たという人もいた。

(村山市から)
「去年初めて見に来て面白かったのでことしもまた…。大型の機械の働くところと、鍋のちょっと様子のおかしいところが最高です」

大鍋は、クレーン車とトレーラーを使い、約1時間かけて150メートル離れた芋煮会場まで移動した。

(日本一の芋煮会フェスティバル・村岡達啓実行委員長)
「3代目鍋太郎が馬見ヶ崎川の河川敷に移動して9月15日の日本一の芋煮会に向けて、いよいよだなと感じている。昨年同様、ことしも暑くなることが予想されますが安全安心で、ご来場のみなさまにも熱中症対策をしていただいて、芋煮会フェスティバルを楽しんでもらえれば」

ことしは新たな試みとして、200人が収容できる休憩スペースを設置するなど熱中症対策を徹底する。
「日本一の芋煮会フェスティバル」は9月15日、山形市の馬見ヶ崎川河川敷で行われ、3万食の芋煮が提供される。

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