鳥取県出身の世界的ジャズサックス奏者「MALTA(マルタ)」さんが、鳥取県日吉津村の小学校を訪問。セッションを通じて、子どもたちが本場のジャズを楽しみました。

軽快な演奏を披露しているのは、鳥取県出身の世界的ジャズサックス奏者「MALTA」さん。子どもたちも思わず飛び跳ね、鍵盤ハーモニカを合わせます。日吉津村の小学校で開かれた音楽鑑賞会です。

サックス奏者・MALTAさん:
僕も小学生のころがありましたから、あのころを思い出して嬉しいな。飛び上がって、新たなエネルギーをもらったかな。

児童:
MALTAさんの演奏がすごくおもしろかったです。

児童:
「ハイプレッシャー」が出来て楽しかった。

デビューから40年を超えた今も、精力的に活動を続けるMALTAさんは、全国各地の学校などで音楽鑑賞会を開いています。

サックス奏者・MALTAさん:
音楽的には難しいかもしれないけど、リズムに乗れるのは子どもの持っている才能ですから、ジャンピングしながら楽しんでる姿はうれしいです。

児童:
ズム取ったり、一緒に歌ったりしたことが楽しかった。

この日は、1年生から6年生まで約220人の児童が参加、楽器ができない子どもたちとも手拍子やステップでセッション。音楽の楽しさを伝えます。

サックス奏者・MALTAさん:
「心の動き、フィーリング、感情が動けばありがたい。良い音楽だな、気持ちが優しくなれるな、喜怒哀楽など」

児童:
とても良い演奏でビックリしました。前より少し、音楽が好きになった気がします。

MALTAさんは東京藝術大学を卒業後、アメリカに渡り、数々のバンドに参加。名門ライオネル・ハンプトン楽団に迎えられ、リードアルト兼コンサートマスターを務めたあと、1983年に日本でデビューアルバムを発表。ジャズ・フュージョンの第一線で活躍してきました。現在は米子市に拠点を移し「音楽学校」を開くなど、後進の育成にも取り組んでいます。

サックス奏者・MALTAさん:
音楽が楽しいと分かってくれれば、きょうは成功。

児童:
すごく楽しかったです。

MALTAさんは、9月21日に米子市で開くコンサートで、一般の参加者に楽器を持参してもらいセッションを楽しむ企画を用意。音楽の楽しさを広く伝えたいと話しています。

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