雨や台風への不安を吹き飛ばし、秋田県大仙市の全国花火競技大会「大曲の花火」が8月31日に開催された。

会場に向かう大勢の人の波。

開演を待つ観光客は「一番近くで見られるので、光と音と迫力を楽しみたい」「広範囲で打ち上げられると聞いたので楽しみ」「雨がやんで良かった。初めてなので楽しみたい」と期待に胸を躍らせていた。

全国28の業者が完成度の高さや芸術性を競う全国花火競技大会「大曲の花火」。打ち上げられたのは約1万8000発で、形にとらわれない「創造花火」などが夜空を彩った。

創造花火の部の優勝は、長野県の伊那火工 堀内煙火店。

総合優勝は、地元・大仙市の小松煙火工業。10号玉の2部門で優勝、創造花火で優秀賞を獲得した。

最大の見せ場は大会提供花火「THE GREATEST SHOW」だ。7月にカナダ・モントリオールで開かれた国際花火競技大会で「銅賞」を獲得した花火に、創造花火を盛り込んだ。

台湾からの観光客:「とても良くて美しい」

横手からの観光客:「色々なアイデアもあってすごかった」

千葉からの観光客:「全部最高。他の花火大会にはない音楽と花火の共演の豪華さが良い」

三重からの観光客:「天気にも恵まれて良かった。最高、最高。また来たい」

10月5日には「大曲の花火・秋の章」が行われる。

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