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<5月のナイジェリア訪問でレッドカーペットで盛大な歓迎を受けたように、今回のコロンビア「ロイヤル・ツアー」も歓待を受け、不人気を払拭する狙いがあると見られる...>
ヘンリー王子とメーガン妃は15日にコロンビアの首都ボゴタに到着し、フランシア・マルケス副大統領とパートナーのイェルネイ・ピニージョ氏に迎えられた。
5月のナイジェリア訪問でレッドカーペットで盛大な歓迎を受けたように、今回のコロンビア「ロイヤル・ツアー」でも歓待を受け、不人気を払拭する狙いがあると見られる。
しかし、今回のコロンビア訪問の主要なテーマがデジタルと若者の影響にであるため、アメリカでの評判が再び悪くなると広報コンサルタントのエリック・シファー氏は本誌に次のように述べた。
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「それはアメリカでは退屈な話であり、率直に言って、夫妻が行なっている『愚痴活動』がさらに増えるだけです」と、アメリカでは相手にされないという。
夫妻は「自分たちがいじめられている」と感じているが故にこれらの活動を続けている。しかし、王室に対して行った爆弾発言こそが夫妻に対するSNSでの攻撃を助長していると指摘する。
「夫妻が評判を取り戻すには、図太く痛みを乗り越える必要があります。その『痛み』の大部分は身から出たサビなのですから」
夫妻が論争を引き起こしてSNSでの攻撃を招いているにもかかわらず、言論の自由を脅かそうとしか見えないことについて、多くのアメリカ人が「面倒くさい」と思っているとも指摘する。
今回のツアーは、8月上旬にCBS「サンデー・モーニング」でメーガン妃とヘンリー王子が司会者のジェーン・ポーリーのインタビューを受けたことの延長にある。
メーガン妃は命を絶つことを考えたことに関する質問を予想していなかったとして、「どんなレベルの痛みやトラウマを経験しても、それをオープンにできるようになることが、私たちの癒しの旅の一部だと思います」と発言。そしてまだ言い足りないとして「お分かりと思いますが、私の経験したことの表面的なことしかまだ言っていません」と述べた。
メーガン妃がさらなる暴露があることをほのめかして「被害者意識」を捨てられないとした上で、今回のコロンビア・ツアーが若者とのつながりを構築する役割を果たす可能性は低いともシファー氏は指摘する。
「夫妻が社会活動を行って人々を助けることは、同時にメディアへの反撃でもあるのです」
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