2024年で60回の節目を迎えた「鳥取しゃんしゃん祭」、クライマックスの「一斉傘踊り」が14日午後6時半から始まります。直前の様子を嶋村采音アナウンサーが中継でお伝えします。
嶋村采音アナウンサー:
60回の節目を迎えた「鳥取しゃんしゃん祭」。祭りのクライマックス、「一斉傘踊り」がこのあと午後6時半から始まります。
鳥取市のメインストリートの1つ「智頭街道」からお伝えします。
鳥取市の中心街をぐるりと回るコースで、今回は前年より15チーム多い97チーム、約2700人の踊り手が参加。しゃんしゃんという鈴の音に乗せて華やかな傘の花を咲かせます。開幕まであと15分ほど、ちょうどこちらにスタンバイしているのが、鳥取西高連。生徒がチームを結成し、60回目の節目に初めて参加します。
鳥取西高連が参加を決めたのは、5月でした。SNSなどでメンバーを募り、集まったのは約50人。ベテランの踊り手に指導してもらい、同じように高校生中心の連を結成し、2023年から参加している鳥取敬愛高校と合同練習もして稽古を重ねてきました。
法被や幟などもできる所は生徒自身が手作りするなど、経費を抑えながら準備を進めてきました。
でき上がったのがこちらの法被、西高のイメージカラー「えんじ」にこだわりました。参加を呼び掛けた、リーダーの2年生、藤原大和くんです。
Qやっと本番を迎えましたね!
鳥取西高連リーダー・藤原大和くん:
全員が揃って踊るのはきょうが初なのですが、少し緊張していますが、頑張ります。
Qどんな踊りを見せたいですか?
高校生らしく元気に踊ってこの夏を楽しみたいです。
60年の節目の年に、「若い力」が彩りを加えます。
きょうの鳥取市は、最高気温が36.3℃。今もあまり気温が下がっていません。
踊り手も、沿道の観客も飲み物にハンディ扇風機など暑さ対策をしっかり取って、このあと午後6時半の一斉傘踊りの開幕を待っています。
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