首里城正殿に設置する新たな大龍柱と小龍柱の製作がうるま市で進められていて、大まかな形をつくる粗彫りの工程がまもなく完了します。

2024年2月からうるま市で行われている大龍柱の製作には、与那国島で調達された高さ約4メートルの細粒砂岩が使われています。

現在、この岩を削り大まかな形にする「粗彫り」が進められていて、大龍柱の姿が見えつつあります。

小龍柱の粗彫りの工程はほとんど完了していて、これから形を仕上げていくための「詳細彫り」に向けてプロジェクターで投影された線をなぞる作業が行われています。

琉幸建設伊計安さん:
「彫る箇所の絵を起こしているところです」「それに合わせて削っていくという手法になります」

大龍柱の粗彫りは5月には完了する見込みで、詳細彫りを経て、2026年の完成を予定しています。

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