群馬県館林市の麺類製造販売会社「花山うどん」は1日、同市が舞台になったテレビアニメ「宇宙(そら)よりも遠い場所」(通称・よりもい)の主要キャラクターをデザインした「鶏だしカレーつけうどん・鬼ひも川」を発売する。今年で創業130年の節目を迎え、アニメとのコラボ商品で地域を盛り上げようと企画した。
同社のうどんは1960年代に南極観測隊の携行品として利用された。「よりもい」も主人公らが行方不明の母親を捜すために南極へ向かうストーリーであることから、「南極」つながりでコラボが実現した。
商品は箱に館林市のシンボル・タヌキのパーカを着た4人のキャラクターがデザインされた4品。中には南極観測隊がめんつゆの代わりにカレーをつけて食べたエピソードを基に、約10年前に商品化した鶏だしカレーのつけ汁180グラムと乾麺90グラムが入っている。麺は幅広の鬼ひも川と通常のうどんの2種類。
同社の担当者は「よりもいファンにも、カレーうどん好きの人にも満足してもらえるのでは」と話している。
単品は850円(税抜き)、化粧箱入り4品セットは3400円(同)。本店や通販サイトなどで販売している。問い合わせは同社(0276・74・0178)。【湯浅聖一】
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