大阪に31日、北陸3県の情報を発信する新たな拠点が誕生しました。関西方面の観光客の呼び込みに加え、北陸新幹線敦賀以西に向けた起爆剤となることが期待されています。
　
JR大阪駅の西側にオープンしたのは、商業施設「KITTE大阪」です。旧大阪中央郵便局の跡地に建設された複合施設で、地下1階から地上6階には、日本各地の魅力を発信するという114店舗が出店しています。
　
2階フロアには全国13店のアンテナショップが集結しています。そのひとつが北陸三県の情報発信拠点となる「ホクリクプラス」です。
　
観光情報はもちろん、伝統工芸や人気の食、北陸の地酒が味わえるバーが設置されるなど、北陸をたっぷり味わうことができる場所となっていて、開店を祝い北陸3県の知事が来場者に地酒をふるまいました。

杉本知事は「北陸3県が手を取り合い、一日も早く北陸新幹線の大阪延伸を実現させたい考えを共有するととともに、大阪を拠点に盛り上げていきたい」と強調しました。
　
「ホクリクプラス」の入るKITTE大阪は、JR大阪駅西口改札に直結するほか、地下歩行者道路などにも接続していて、新たな人の流れを生み出す拠点として注目されています。

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