岩手県盛岡市紺屋町に建設中のマンションについて、マンションが街の景観を損ねる懸念があるとして不動産会社と協議を進めてきたまちづくりの会が、7月24日に会見を開き現状を説明しました。

24日は地元の事業者などによる「紺屋町まちづくりの会」の共同代表など5人が県庁で記者会見を開きました。

会見では盛岡市紺屋町で建設が進んでいるマンションについて、街の景観を損ねる懸念があるとして、まちづくりの会が2024年2月から東京都の不動産会社「タカラレーベン」と協議を重ねてきたことを説明しました。

それによりますと、景観に配慮した植え込みの設置など一部の要望は認められたものの、建物の高さを低くすることなど重要な要望については納得のいく回答が得られていないということです。

まちづくりの会では今後、住みやすく・なりわいを継続できる街を目指し勉強会などに取り組んでいく方針です。

紺屋町まちづくりの会 早坂大輔共同代表
「企業の根幹である姿勢の部分で、私たちに誠意ある対応をしていないという最終判断。会としては関連する法規を知るための勉強会が急務であると考えている」

一方不動産会社の「タカラレーベン」は7月29日に近隣住民を対象にマンション建設の説明会を開く予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。