出身の流山市で「二人会」をした、「滑る芸」が得意のゆきおとこさん(右)と、「吃音(きつおん)芸人」のインタレスティングたけしさん=千葉県流山市南流山で2024年7月7日午後1時7分、柴田智弘撮影

 「滑る芸人」として最近、話題となっており、芸歴33年で地下芸人の大御所ともされている「ゆきおとこ」さん(56)と、芸歴19年で「吃音(きつおん)芸人」として社会に一石を投じている「インタレスティングたけし(インたけ)」さん(44)が7日、2人の故郷・千葉県流山市の南流山福祉会館(同市南流山)で入場無料のライブ「二人会」を開いた。

 「浅香光代さんやカンニング竹山(さん)と間違われた」など、どう解釈すればいいのかが難しい持ちネタを披露するゆきおとこさんと、「どどど、どうもこんにちは」と出だしの言葉を連続させ、得意のギターを弾きながら「30万円のぼったくりバーで持ち金の2000円で済んだ」など自虐ネタを連発するインたけさん。猛暑日となった同日、会場を程よく「寒く」したところで、芸人のしんじさん(49)が乱入。インたけさんや観客にかみ付く芸で爆笑をさらった。

 トークショーでは栃木県小山市で8月からミニFMラジオ局「ヨシTHEラジオ」を開局する吉田英樹さん(54)が参加。同局で「ゆきおとこ先生」というトーク番組を始め、動画投稿サイト「ユーチューブ」にも配信することを明らかにした。

 ライブ終了後、ゆきおとこさんは「もっと打ち合わせすべきだった」、インたけさんは「反省して続けることが大事だ」と振り返りながらも、手応えを感じた様子だった。【柴田智弘】

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