安来市の足立美術館では、厳しい暑さが続く中で涼しげな庭園を見てもらおうと、庭師たちが庭園内の赤松のせん定を始めていて、その様子が夏の風物詩となっています。

足立美術館の日本庭園は、アメリカの専門誌のランキングで2003年から21年連続で1位に選ばれていて、その風景が観光客を魅了しています。庭園の美しさを毎日管理する庭師たちが、夏の訪れに合わせて手がけるのが赤松のせん定です。
園内には約800本の赤松があり、余分な枝を落としたり、古い松葉を摘むなどして、涼しげな風情を醸しだすように形を整えます。

足立美術館の庭師・濱田友和さん:
今と違う、涼しげな感じをお客さんに見てもらいたい。赤松の赤みを見てもらうのが一番です。

作業は、開園時間も行われ来館者に公開していますが、その様子も夏の風物詩として庭園の風景の一部となっています。せん定作業は、9月下旬まで続きます。

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