博多祇園山笠は、11日、早朝の街をかき山笠が駆け抜ける「朝山笠(あさやま)」が行われ、男たちの威勢の良いかけ声が響き渡りました。

今年の四番山笠・西流の山小屋には、夜明け前から水法被に締め込み姿の男たちが続々と集まり、辺りは熱気に包まれます。

そして午前5時、勇ましい掛け声と共に舁き山笠(かきやま)が飛び出すと、男たちは、雨の降る博多の街を勢い水(きおいみず)を浴びながら駆け抜けました。

この「朝山笠」は、祝儀山笠とも呼ばれ、長年、町や流れに貢献した人が台上がりを務めます。

また、子供たちは、祭りの期間中に唯一台上がりができるということで、元気いっぱいに楽しんでいました。

◆台上がりした子供
「みんなの気持ちが揃って舁いているって感じました」

日に日に熱気が高まる博多祇園山笠は、今月15日の追い山笠でフィナーレを迎えます。

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