7月24日は「土用の丑」です。愛媛県鬼北町では古くから伝わる天然ウナギの「ジゴク漁」が今年も9日から本格的に始まっています。

高田光一さん:
「最高よ!今年も上々やね、滑り出し」

木の箱から滑り出てきたのは腹部が黄色く色づいた天然ウナギ。鬼北町出目の高田光一さんは、広見川の支流・奈良川で地元に伝わる「ジゴク」と呼ばれるワナを使ったウナギ漁をしています。

この漁は「ジゴク」と呼ばれる長さ75センチの木の箱をウナギが通る川底に仕掛け、エサのミミズに誘われてウナギが中に入ると弁が閉じ出られなくなる仕組みです。

今年は大雨が続いたため9日が実質的な漁のスタート。3日前に仕掛けた12本の「ジゴク」を引き揚げ慣れた手つきで開けると、約40~60センチの脂の乗った天然ウナギが10匹も入っていました。

高田さん:
「おっ!こらあ、太いのおこら、太い!2匹おったんよ。これ。うわぁ~ええウナギじゃ」

鬼北町の天然ウナギのジゴク漁は9月末まで続きます。

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