島原市出身の洋画家が雲仙・普賢岳の災害当時を描いた作品が島原市に寄贈されました。

島原市の雲仙岳災害記念館でお披露目された1枚の絵。

普賢岳災害の救援活動に尽力する自衛隊員が描かれています。

「ふるさとを思い出してほしい」とキャンバスの至るところに島原半島の町名などがローマ字で記されています。

寄贈したのは地元出身の洋画家 松下卓生さんです。

災害が起きた時は仕事で長崎市内に住んでいましたが、この作品は大火砕流が発生した1991年の夏ごろに地元で見た光景をもとに描きました。

松下卓生さん
「追悼の思いと災害の教訓が未来へ受け継がれることを願い、微力ではありますが絵を通じて共有できれば」

松下さんが普賢岳の噴火災害をテーマに描いた作品はこれで4つ目で、2022年秋ごろから約1年かけて完成させたということです。

作品は雲仙岳災害記念館の入り口近くに飾られています。

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