みちのくの初夏を彩る「チャグチャグ馬コ」が2024年は6月8日に行われることが4月15日に決まりました。
岩手県滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮まで約14キロを練り歩きます。

これは15日に盛岡市で開かれたチャグチャグ馬コ保存会の総会で決まりました。

「チャグチャグ馬コ」は毎年6月の第2土曜日に開催されていて2024年は6月8日に開かれます。

コースは2023年と同じで滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮まで約14キロをきらびやかな装束を着けた馬コたちが練り歩きます。

保存会では22万3000人と過去最高だった2023年並みの観客を期待しています。

南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会 菊地和夫会長
「全国の皆さん、海外からのお客さんもぜひいらしていただきたいと思っている。岩手の馬事文化を代表する祭りで、頭数が減らないよう頑張っていきたい」

一方で祭りに参加する馬の頭数は1990年代は100頭を超えていましたが、2023年は55頭と馬や世話をする人の確保が課題となっています。

これに対し保存会では奨励金を用意するなど若手後継者の育成に努める方針です。

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