博多の夏の風物詩、「六月博多座大歌舞伎」を前に、恒例の「船乗り込み」が行われました。

30日、福岡市の博多川に集まった大勢の人…。

6月2日から上演される「六月博多座大歌舞伎」を前に、出演者たちの到着を披露する「船乗り込み」が行われました。

紙吹雪が舞う中、坂東彌十郎さんや、尾上松也さん、尾上右近さんら約120人を乗せた10艘の船が博多川を進みます。

◆口上
「何卒賑々しく、ご来場のほど、ひとえに希い上げ奉りまする」

約800メートルの区間を35分かけ、列をなして川を下ります。

沿道のファンから声援が送られると、出演者たちは、笑顔で手を振っていました。

◆訪れた人
「紙吹雪をいっぱい見られて、役者さんも皆さん見られて良かったです」

◆訪れた人
「良かったです、風情がありますね」

◆訪れた人
「初めて来て感激しました。良かった。名前を呼んだら振り向いてくれた」

船乗り込みを終えた役者たちは、意気込みを語りました。

◆尾上松也さん
「皆さんに楽しんでいただけるよう、精一杯つとめますので、1カ月間よろしくお願いいたします」

「六月博多座大歌舞伎」は、6月2日から17日まで開かれます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。