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<自身に早く移動するよう促したカンヌ国際映画祭の警備スタッフに、ケリー・ローランドが激しく言い返す映像が拡散>

歌手で女優のケリー・ローランドが、カンヌ国際映画祭で警備スタッフに対して「キレた」映像が拡散され、批判が集まっている。映像には、警備を担当する女性スタッフがスムーズな進行のためローランドに早く移動するよう促したようだが、これにローランドが腹を立て、強い口調で彼女に何かを言っている様子が収められている。

■【動画】「仕事をしただけの人への態度じゃない」「何様!?」...米セレブ、カンヌで「係員にキレる」映像に批判殺到

元デスティニーズ・チャイルドのメンバーであるローランドは5月21日、同映画祭の『Marcello Mio(原題)』のプレミアに登場した。レッドカーペットで写真撮影のためにポーズを取っていると、女性警備スタッフが何度もローランドの腕に触れ、階段を上がるように指示した。

どうやらそれがローランドの気に触ったようで、彼女はスタッフを叱責。ローランドはスタッフに指をつきつけて強い口調で言い返している。このローランドの反応に、女性スタッフが動揺した様子を見せるところまでカメラには捉えられていた。

この動画が拡散され、ローランドが何を言ったのかが話題になると、読唇術の専門家がそれを解読した。

「私にそんな口のきき方をしないで」とローランドは繰り返したと、専門家のジェレミー・フリーマンは米ニュースサイト「ページ・シックス」に語った。「あなたは私の母親じゃない。私にそんな口のきき方をしないでと言っているでしょう」

階段を上りきった後も、ローランドは振り返り、大声で同じ言葉を繰り返したとフリーマンは解説している。

「何様?」「理解できない」と批判上がるも真相は?

この動画を見たソーシャルメディアのユーザーたちからは、次々と批判のコメントが投稿された。「警備スタッフの何が悪かったのか私には理解できない」「何様のつもりか知らないが、あんなふうに人の顔に指をつきつけるのはやめるべき」といった批判が寄せられている。

「ただ自分の仕事をしている人に対して、どうして指をさす必要があるの?」という意見もある。

この動画が拡散され、一体何が起きたのかと多くの人が疑問に思う中、原因とみられる当時の状況が明らかになった。デイリー・メール紙がある情報筋の話として報じたところによると、「スターがレッドカーペットを歩くのをサポートするスタッフたちが攻撃的で、ケリーはそれを無視しようとしていた」という。

「ケリーがファンに手を振ったり、撮影に応じようとしたりしていた時に、スタッフがケリーに注意をし、進むように言った」と情報筋は述べている。

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