封じ手を指す挑戦者の豊島将之九段(右)。左は藤井聡太名人、手前は立会の深浦康市九段=大分県別府市の割烹旅館もみやで2024年5月19日午前9時、金澤稔撮影

 大分県別府市の割烹(かっぽう)旅館もみやで始まった第82期名人戦七番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の第4局、2日目の19日正午ごろ、両対局者に昼食が出された。

 藤井聡太名人(21)は「別府冷麺」(六盛提供)を選んだ。豊島将之九段(34)は「冠はものうまみ丼と根芋の赤だし」(たつのや提供)を注文した。両対局者ともドリンクは「かぼす緑茶」(まるにや提供)を選択した。

 今回提供されるメニューは、市や別府商工会議所などで作る対局の実行委員会が地元の飲食店から募集し、選考した。ビーフシチューやハンバーグなどの定番メニューの他、とり天定食や別府冷麺といった地元名物など18種類、ドリンクはアイスコーヒーやかぼすジュースなど7種類をそれぞれ選んだ。

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