目を潤ませながら報道陣にコメントする、亡くなった藤岡康太さんの兄、佑介騎手=阪神競馬場(林俊志撮影)

日本中央競馬会(JRA)の騎手でレース中の落馬事故により10日に35歳で亡くなった藤岡康太さんの兄、佑介騎手が13日、兵庫県宝塚市の阪神競馬場で行われた第1レース騎乗後に取材に応じ「馬に乗っている以上、こういうこと(落馬事故)はあると生前から話していた。少しずつだが気持ちの整理がついてきた」と気丈に話した。

第1レースの前に騎手やJRA関係者が黙とうをささげ、騎手は喪章をつけて騎乗。場内には康太さんの遺影とともに献花台が設置され、開場直後からファンが列をつくって別れを惜しんだ。

15日には、JRAと日本騎手クラブによる合同葬が滋賀県栗東市で行われる。

藤岡康太騎手を悼み、黙祷を捧げる騎手ら(手前左端が兄の藤岡佑介騎手) =13日、阪神競馬場(撮影・林俊志)
藤岡康太騎手を悼み、黙祷を捧げる騎手、関係者ら =13日、阪神競馬場(撮影・岩川晋也)
藤岡康太騎手を悼んで設置された献花台と記帳台 =13日、中山競馬場(撮影・奈良武)
藤岡康太騎手を悼み、福島競馬場内にも献花台が設置された =13日(撮影・菅原和彦)
藤岡康太騎手を悼み、1レース前のウィナーズサークルで黙とうが行われた =13日、福島競馬場(撮影・菅原和彦)
2023年11月19日、1着でゴールし喜ぶ藤岡康太騎手 =京都競馬場(撮影・岩川晋也)
2023年11月19日、ガッツポーズの藤岡康太騎手 =京都競馬場(撮影・河田一成)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。