バスケットボール3人制のパリ・オリンピック予選が5日、ライトキューブ宇都宮で行われた。決勝トーナメントの結果、男子はオランダ、女子はオーストラリアが優勝し五輪出場を決めた。
同競技の五輪予選は国内初開催。日本は予選リーグで男女とも敗退し、今月中旬にハンガリーでの最終予選大会に望みをつなぐ。男子日本代表の落合知也選手は「ふがいない試合をしてしまった。くよくよしてられない。ハンガリーにむけて自分が引っ張っていきたい」と話す。女子代表の高田静選手は「しつこく守り続けることができたのはよかった。(他国選手に比べ)身長や体格が劣っている分、フリースローなど細かいプレーの確率を上げていかないといかない」と気を引き締めていた。
バスケット3人制は、前回の東京五輪で初めて採用された。5人制バスケットボールのコートの半分(15×11メートル)の広さ。1チーム3人がコートに立ち、10分の試合時間で21点を先取した方が勝ち。21点以下で同点の場合は延長戦に入る。速い攻守の入れ替わり、5人制に比べてスペースを広く使った攻撃が競技の見どころだ。【和田大典】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。