メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手の銀行口座から約24億5000万円を不正に電子送金したとして、銀行詐欺の疑いで訴追された元通訳・水原一平容疑者の弁護士が12日、声明を出した。声明によると水原容疑者は、大谷翔平選手、ドジャース、メジャーリーグ、家族への謝罪を望んでいるという。

以下、声明の全文。

「本日、水原氏は自首し、初出頭を果たし、政府との合意通り保釈されました。水原氏は引き続き、法的手続きに協力するとともに、一日も早く政府との間で本件を解決し、責任を取れるよう合意できることを望んでいます。彼は、大谷氏、ドジャース、メジャーリーグ、そして彼の家族に謝罪したいと望んでいます。法廷で述べたように、ギャンブル依存症の治療を受けることも望んでいます。現時点ではこれ以上のコメントは控えさせていただきますが、水原氏からは法的手続きの進展に伴い、改めてコメントを出す予定です」

水原容疑者は12日(日本時間13日朝)に裁判所に初出廷。保釈の条件として、大谷選手との接触の禁止やパスポートの没収などが告げられ、裁判所の指示に従わなかった場合は2万5000ドル、日本円で約380万円を支払う条件で保釈された。

5月9日に設定された次回の法廷では罪状認否が行われ、水原容疑者は罪を認めるものとみられている。

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