この春からいちごテニス部として新たなスタートを切ったプロテニスプレーヤーの大岐優斗選手。その原点は、意外な場所にありました。

宮崎市出身のプロテニスプレーヤー・大岐優斗選手。

大岐選手は去年、全国高校総体で県勢初のシングルス優勝!さらに、全日本ジュニアでも優勝し、高校2冠を達成しました。

(大岐優斗選手)
「プロになることを決めました。」

高校3年生でプロへの転向を発表。プロテニスプレーヤーとしての道を歩み始めています。

(大岐優斗選手)
「トッププロは18歳で世界1位の選手とかもいるので、そこに追いつくためにはどんどん早く上に上がっていかないと間に合わないと思っていたので、高校卒業してすぐにツアーをまわるという形を取りたいと思っていました。」

そんな大岐選手の原点となった場所が宮崎市清武町にあります。

(大岐優斗選手)
「この奥に僕の原点があります。祖父が自宅横に作ったコートです。」

祖父母の家の奥にあったのは、立派なテニスコート。ここで、大岐選手は初めてラケットを握り、幼い頃から夢中でボールを追いかけてきました。

(祖父 大岐継寛さん)
「私は自衛官だったんですけど、単身赴任が多くて家に帰っても子供たちと接点がなかなかなかった。団体競技だと子供たちが外に出て行ってしまうけど、テニスだったらここで2人でできると思って、テニスコートを作りました。」

(祖母 大岐孝子さん)
「責任を感じたりもするんです。」

(大岐優斗選手)
「ここで小さい時はずっとやっていたので、昔の楽しい時間を過ごしていたように祖父母とテニスができて良かったです。宮崎の子供たちやいろいろな人に勇気を与えられるような選手になりたいと思います。」

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