日本プロ野球選手会は2日、加入選手を対象とした年俸調査の結果を発表し、球団別の支配下登録選手の今季平均年俸ではソフトバンクが43万円増の6806万円で2年ぶりのトップとなった。12球団の支配下登録716選手の平均は245万円増の4713万円で、現行の調査方法となった1988年以降の最高を更新した。  昨年1位だった巨人が564万円減の6243万円で2位となり、昨季38年ぶりの日本一に輝いた阪神が1250万円増の5595万円で7位から3位に上がった。日本ハムは3483万円と昨年よりも914万円増加したが、3年連続最下位の12位だった。  リーグ別ではセが4923万円、パが4498万円で、2年連続でセが上回った。契約更改交渉の満足度を測るアンケート結果も公表し、5段階評価で上位二つの「満足」「大きく満足」と答えた割合はソフトバンクの62・8%がトップで、楽天の31・6%が最下位だった。  調査対象は選手会に加入し、今季開幕時に支配下登録されていた選手。外国人選手など一部の選手は加入していない。


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