ぶつかり稽古で胸を出す霧島(奥)=東京都墨田区の音羽山部屋
大相撲夏場所(12日初日・両国国技館)から音羽山部屋で臨む大関霧島が1日、新天地となる東京都墨田区の部屋で稽古し、本格的に始動した。四股やすり足などの基礎運動を中心に調整。2度目のかど番脱出に向け「雰囲気も変わって、いい感じ。15日間、けがなく相撲を取ることが一番の目標」と意気込んだ。 5勝10敗に終わった春場所後は増量に励み、140キロ台前半の体重は150キロに到達した時期も。白い稽古まわしが短くなったため、この日は新調。「春場所は体に張りがなかったが、いい感じで来ている」と手応えを示した。 春場所前に痛めた首などに不安を抱える中、今後は出稽古などで状態を上げていく予定だ。
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