東京で来年９月に開催される陸上の世界選手権の運営組織「東京２０２５世界陸上財団」は２３日、東京都内で理事会を開き、東京都に総額６０億円、国に２０億円の支援を要望することを決めた。財団は開催経費として１５０億円を見込んでいる。
財団によると、東京都には都の発展や都民参画のための取り組みを前提とした財政的サポートを求める。国からはスポーツ振興くじの助成金で、２１年の東京五輪と同程度の支援を想定している。
また個人、法人からの寄付金の募集を始めた。募集期間は来年９月末まで。大会の準備、運営資金の一部に充て、協賛金と寄付金で計３０億円の収入を計画している。（共同通信）
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