意気込みを語る鍵山優真=東和薬品ラクタブドームで2024年12月23日、吉田航太撮影

 大阪府門真市で開催されたフィギュアスケートの全日本選手権で初優勝を果たし、世界選手権(来年3月、米ボストン)代表となった男子の鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)が23日、記者会見に臨み世界選手権への抱負を語った。

 過去3度の世界選手権ではいずれも銀メダルに終わっている鍵山選手は「そろそろ金メダルを狙って頑張りたい」と、前回大会王者のイリア・マリニン選手(米国)打倒を高らかに宣言。また、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックの出場枠が懸かる今回の世界選手権については「しっかりと気を引き締めて。このメンバーだったらいつも通りの良い演技をしたら確実に枠が取れると思うので、まずは自分のやるべきことに集中して頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 世界選手権には鍵山選手に加えて、グランプリ(GP)ファイナル3位の佐藤駿選手(エームサービス・明大)と全日本選手権3位の壷井達也選手(シスメックス)が初代表を決めた。世界選手権で上位2人の合計順位が「13」以内であればミラノ五輪の日本の出場枠は「3」となる。【倉沢仁志】

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