国民スポーツ大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会の開始式での選手宣誓=1月、北海道苫小牧市
国民スポーツ大会(旧国民体育大会)と全国高校総合体育大会(高校総体=インターハイ)、全国中学校体育大会(全中)の冬季大会スケート競技会を合同で開催する計画が浮上していることが22日、分かった。開催地選定や運営の人的、財政的負担が共通の課題となっており、効率的で持続可能な大会に向け、早ければ3年程度での実現を目指す。将来的にスキー競技会、さらに夏から秋にかけて開かれている三つの本大会の統合も視野に入れる。 国スポは有識者会議で今後の在り方を議論し、全中は一部競技の取りやめを決定するなど、多数の競技を行う総合大会は岐路に立たされている。開催側の負担を軽減しつつ、選手や子どもたちの競技機会も確保できる今回の計画が実現すれば、スポーツ界の転換点になる可能性もある。 関係者によると、各大会を主催する日本スポーツ協会、全国高校体育連盟、日本中学校体育連盟が水面下で協議を開始。国スポと高校総体の冬季大会スケート競技会を合同で行った後、全中を加える段階的な移行案が出ている。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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