一斉にスタートする女子の選手たち=たけびしスタジアム京都で2024年12月22日、滝川大貴撮影

 女子第36回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催、SGホールディングス特別協賛)は22日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に5区間21・0975キロのコースで行われ、最短の3区(3キロ)に出場した外国人留学生の8選手が1~8位の区間上位を占めた。外国人選手の起用は、今回から最短3キロ区間のみに制限された。

 区間トップの青森山田のルーシー・ドゥータ選手は9分14秒をマーク。2012年の第24回大会で豊川の鷲見梓沙選手(現ユニバーサルエンターテインメント)が出した従来の区間記録を7秒更新し、区間新記録を樹立した。

 区間2位だった世羅のローズ・ワングイ選手、3位の神村学園のムトニ・マーガレット選手も従来の区間記録を上回った。

 日本人選手トップの区間9位は、大阪薫英女学院の村井和果選手で、ルーシー・ドゥータ選手との差は33秒だった。

 レースは長野東が2年ぶり2回目の優勝を果たした。【岩壁峻】

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