女子SPで演技する三原舞依=東和薬品ラクタブドームで2024年12月20日、吉田航太撮影

 東和薬品ラクタブドーム(大阪府門真市)で開催されているフィギュアスケートの全日本選手権で、女子の三原舞依選手(シスメックス)が22日のフリーを棄権した。日本スケート連盟が21日に発表した。「右足首と股関節の状態が悪化したため」としている。

 三原選手は20日のショートプログラム(SP)で2度の転倒があるなどして51・94点。上位24人によるフリーに23位で進み、女子の公式練習があったこの日も会場に姿は見せていた。

 右足首は昨季疲労骨折しており、今季に入っても状態が思わしくなかった。SP後の取材では「(右足首は)いろいろある。でも、私だけじゃなくたくさんの選手やいろんな方もどこか痛いところや、不安な部分っていうのを抱えていらっしゃると思う。それを持ちながらも努力をし続けて、練習をしっかり積んできた選手が、試合でも全力以上を出しきれるんじゃないかなって思います」と語っていた。【倉沢仁志】

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