フィギュアスケートの全日本選手権は21日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームでペアのショートプログラム(SP)が行われ、今季のグランプリ(GP)ファイナル2位の「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)が74・16点で首位発進した。
GPシリーズ第5戦フィンランド大会6位の「ゆなすみ」こと長岡柚奈選手、森口澄士選手組(木下アカデミー)が61・82点で2位につけた。
カナダを拠点にする「りくりゅう」の2人は結成1季目で優勝した2019年大会以来の出場。過去4年は新型コロナウイルスの影響や故障、渡航トラブルで出場できていなかった。この間に世界選手権など国際主要大会3冠を果たすなど世界的ペアに成長した。
ペア競技人口の少ない日本では例年1~3組での大会実施が多いが、今大会は16年大会以来となる4組が出場した。
フリーは22日に行われる。【深野麟之介】
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