フィギュアスケートの全日本選手権の男子フリーに向けた公式練習が21日朝、会場の東和薬品ラクタブドーム(大阪府門真市)であり、ショートプログラム(SP)首位発進の鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)、2位の中田璃士選手(TOKIOインカラミ)らが最終調整した。
曲をかけての練習で、鍵山選手は冒頭の4回転フリップは回転が抜けたが、4回転サルコウはきれいに着氷。4回転―3回転の連続トーループなども降りた。演技序盤のフリップ、サルコウの2種類の4回転の調整に多くの時間を充て、フリップも数度着氷していた。
中田選手は、曲かけ練習の中では回転数を減らしたジャンプもあったが、いずれもきれいに着氷。SP後はフリーでループ、トーループの2種類の4回転ジャンプの投入を明言しており、注目が集まる。SP3位の友野一希選手(第一住建グループ)は演技後半のジャンプを確認し、軽快な滑りを見せていた。
フリーは21日午後に行われる。【玉井滉大】
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