女子SPで演技する和田薫子=東和薬品ラクタブドームで2024年12月20日、吉田航太撮影

 フィギュアスケートの全日本選手権は20日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで開幕し、女子ショートプログラム(SP)は、ジュニアグランプリファイナル2位の和田薫子選手(グランプリ東海クラブ)が66・70点だった。

 後半の3回転フリップこそアテンション(不明確な踏み切り)と判断されたが、3回転ルッツ―3回転トーループのコンビネーションジャンプを決めるなど、大きなミスなく演技をまとめた。「シニアの(選手たちの)中で滑ると見劣りするかなと心配だったけど、点数をいただけたので良かった」と笑顔を見せた。

 「ジャンプの安定感が増してきたことが、今シーズンの良い結果につながっている」と振り返った和田選手。フリーに向けて「今シーズン一番の笑顔で終われるように楽しんで滑りたい」と意気込んだ。【深野麟之介】

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