中学生ラグビーの宮崎県選抜チームが全国大会に出場します。
選手たちは全国の大舞台で新たな歴史を刻もうと気合十分です。

選抜チームのメンバーは、宮崎県内の中学校から選ばれた2・3年生あわせて27人です。
チームは10月の九州大会で22年ぶりに決勝進出、準優勝の成績を収め全国大会出場を決めました。

今年のチームについて森大二郎監督は・・
(森大二郎 監督)
「選抜のメンバーに入っている全員の選手が、チームのために常に体を張り続けられる。みんなで体を張って絶対にトライを取らせない。みんなでしっかりまとまってトライを取りに行く。それができるのが今年のチームの一番の強み。」

森監督が「これまでで一番力がある」と話す今年の県選抜。
チームを引っ張るのは、フォワード・キャプテンの後藤直彦選手(高鍋西中3年)とバックス・キャプテンの藤中悠翔選手(宮崎西中3年)です。

フォワード最前列・プロップの後藤選手は、フィジカルが強く献身的なタックルでチームを支えます。
(後藤直彦 選手)
「(タックルは)ちょっと怖いけどみんなのために頑張らないといけないと思って頑張っている。(全国大会では)1試合1試合集中して全国優勝をしたいと思います。」

そしてバックス・センターの藤中選手。
当たり負けしない強さがあり、率先して相手に立ち向かう姿勢はチームに勇気を与えます。
(藤中悠翔 選手)
「(相手と)ぶつかる時のヒットは負けていないです。(全国大会の)目標はこれまで勝ってこれなかったけど、僕たちの代で上位進出して歴史を変えたいです。」

また森監督が全国トップレベルと評するのが、センターの鈴木大翔選手(高鍋西中3年)です。
パワーとスピードを兼ね備え、状況に応じた判断能力に優れています。
(鈴木大翔 選手)
「周りの選手の声を聞いて、どこにボールをパスすれば相手を抜けるかや、どこが安全かを考えながらプレーしている。全国大会は相手が大きいし強いので、低くタックルに入って、少しでもチームに貢献したい。目標は日本一です。」

3年後の宮崎国スポのターゲットエイジとしても期待がかかる中学選抜チーム。
総合力とチームワークで日本一をめざします。

全国ジュニアラグビーフットボール大会は、12月25日から東京で開催されます。

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