プロ野球・巨人の元オーナーで読売新聞グループ本社主筆の渡辺恒雄さんの訃報を受け、ソフトバンクの球団会長を務める王貞治氏は19日、球団を通じて「他に類を見ないほど熱烈なジャイアンツファンでした」とコメントを出し、渡辺さんの在りし日の姿をしのんだ。
王氏は1959年から22年間を選手、84年から5年間は監督として巨人に在籍した。「(渡辺さんは)やっぱり正力(松太郎・初代オーナー)さんの『巨人軍は常に強くあれ』という思いを受け継いでいました。現役時代から私が監督になるときも辞めるときもお会いしてジャイアンツの話をしました」と振り返った。
また、95年に当時ダイエー(現ソフトバンク)の監督になった後も「野球界やジャイアンツに対する話をきかせてほしいと求められましたし、私としてもいろいろとお話をさせていただきました。とにかく誰よりもジャイアンツに強い情熱を持っておられた方でした。ご冥福をお祈りいたします」と故人をしのんだ。【林大樹】
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