18日に現役引退した大相撲の元小結阿武咲(28)=本名打越奎也、青森県出身、阿武松部屋=が19日、東京・両国国技館で記者会見し「けがで相撲を取れる体ではなくなった。悔いはない。すっきりした気持ちで次の世界に進める」と語った。右膝や右足首、両肩を痛めていたという。

 今後は親方として日本相撲協会に残らず、美容商品を扱う会社に就職する。来年6月1日に国技館で断髪式を行う。

 9月の秋場所限りで引退した同学年の湊川親方(元大関貴景勝)とは少年時代からのライバル。電話で報告したそうで「同じ時代に生きられて良かった。『俺たち、頑張ったよな』と言われて、うれしかった」と涙を浮かべた。(共同通信)

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