サッカー元スペイン代表で、2023年夏までJ1ヴィッセル神戸でプレーした世界的名手のアンドレス・イニエスタさん(40)に神戸市は18日、スポーツ特別功労賞を贈った。イニエスタさんは「第二の故郷の神戸にこうして来ることができ、感無量です」と話した。
イニエスタさんはスペインの名門バルセロナで主力として活躍し、4度の欧州チャンピオンズリーグなど数々のタイトルを獲得。代表でも10年ワールドカップ優勝に貢献した。18年5月に神戸に加入し、20年元日決勝の天皇杯全日本選手権では主将としてクラブに初タイトルをもたらした。
久元喜造市長は「イニエスタさんの華麗なプレーに日本中が湧いた。(リーグ連覇を果たした)ヴィッセル神戸の基礎をつくったことを市民は感謝している」と話し、笑顔で握手を交わした。
市スポーツ特別功労賞は、これまでにINAC神戸レオネッサで活躍した澤穂希さんと海堀あゆみさん、ボクシングの世界3階級を果たした長谷川穂積さんに贈られている。【大野航太郎】
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