サッカーのJリーグは17日、8月開幕の「秋春制」に2026~27年シーズンから変更することに伴い、移行期の26年前半に「特別大会」を開催すると発表した。
特別大会では、J1の計20チームは地域ごとに10チームずつの2グループに分かれ、「地域リーグラウンド」として各グループ内で2回戦総当たりのホームアンドアウェー方式のリーグ戦に臨む。試合の前後半で勝敗が決まらない場合は、延長戦を行わずにPK戦で決める。JリーグでPK戦が行われるのは28年ぶり。
その後、各グループの同じ順位のチームがホームアンドアウェー方式で対戦する「プレーオフラウンド」を行い、最終順位を決める。J1で1位のチームは賞金1億5000万円と、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の出場枠を得る。
J2とJ3の計40チームは、地域ごとに10チームずつの4グループに分けた「地域リーグラウンド」を戦い、その後、各グループの同順位の4チームが1試合制のトーナメント方式で争う「プレーオフラウンド」で最終順位を決める。
特別大会による昇降格はなく、26年2~6月ごろに開催される見込み。YBCルヴァン・カップや天皇杯全日本選手権などは、この時期に開催しない。【高野裕士】
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