今シーズン限りで現役を引退されたサンフレッチェ広島の青山敏弘選手がスタジオ生出演です。

Q:夢の器 新スタジアム エディオンピースウイング広島ができて感じたことは

【サンフレッチェ広島・青山敏弘選手(38)】
「もう街が紫に染まっていました。あの光景を見るのが誇らしかったですね。スタジアムに入っていくときに、どの方向からも紫のユニフォーム。満員のスタジアムがホームでは毎試合なので、それは強いと思います。スタジアムで、前のお客さんの中で勝つ喜び。これは、やみつきなんだろうなと、勝つたびにまた、次の勝利を欲していく。それぐらいファンの皆さんと一緒に喜び合う瞬間っていうのは、やっぱり特別ですし、やっぱこのためにサッカーやってるんだなと思いますよね」

さて、プロ生活で大きな転機となったのは2006年ペトロヴィッチ監督の就任だったと思いますが、当時のペトロヴィッチ監督はどんな方だった?

「もうフレンドリーでしたね。あの選手の距離がすごく近くて、自分たちやっぱり外国人の監督さんって結構ね、距離ができてきそうなところも、ぐっと近づいてきていただいて、僕たち若手に特にすごくいいコミュニケーション取ってました。やっぱり若い力を爆発させた僕だけじゃなくてね、やはりペトロヴィッチ監督が今の広島を作っていると僕は思ってるので、それぐらい影響力がある監督でしたね。そして、信用していただいて試合に出してもらい続けた。それが僕を成長させてもらったので、こんなに信頼された監督っていうのは初めてでしたね。

Q:サッカー面ではどんな指導アドバイスをくれた?

「縦のパス、勝負する裏へのボールだったり、ペトロヴィッチ監督が植え付けたものですね。ワンタッチでパス、縦の要求ってのはすごく高かったですし、毎試合、プレーを怒られてました。でもまさに今のサッカー作ってくれた恩師とも言える存在なのかもしれないですね」

Q:歴代監督について、森保一監督は?

「本当にキャプテンもさせていただきましたし、主力として常にピッチに送り出していただいたので、その信頼に応えたい。なおかつ、やっぱり勝たしていただけるので、同じ目線なんですよね。一緒に戦ってくれている。一緒に戦ってる感じがすごく伝わってくるのでやっぱ心強かったですし、森保さんの背中についていきたいといつも思ってプレーしましたね」

Q:城福浩監督は

「城福監督が来る前の年に降格争いをして、自分自身もうまくいかない時間っていうのがすごく長かったので、城福監督が来て、自分を復活させてもらって、もう1回Jリーグでトップとしてチャレンジさせてもらうその喜びをもう1回味わせていただいたっていうのが監督にはあったので、すごく感謝していますね」

Q:スキッベ監督は、
「若い選手たちが、あれだけ生き生きとピッチに飛び出していく。プレッシャーがないんですよね。それが、スキッベさんが作ってくれる雰囲気。僕もその選手たちと一緒にスキッべさんのサッカーで成長させてもらった1人です。そして、僕たちに否定的なことは一切言わない。常に後ろから支えてくれるそういう方ですね」

(2022年ルヴァンカップ優勝、1週間前に天皇杯決勝で敗れた後の、気持ちの切り替えも大事だったということで、負けた日にみんなで飲み明かしたそうですね)

「そうなんですよ。もう監督が『飲もう』と、あれが良かったですね。みんなでもう忘れて、ええ、うん、次に向かったので、あんな経験ないですよね。そういう監督は初めてですね」

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