【立命大-法大】優勝を決め喜ぶ立命大の選手たち=阪神甲子園球場で2024年12月15日、松田雄亮撮影

 アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝「三菱電機杯 第79回毎日甲子園ボウル」は15日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われ、立命館大(関西1位)が45―35で法政大(関東1位)を降し、9年ぶり9回目の優勝を果たした。今年1月に就任し、1年目で優勝に導いた立命館大の高橋健太郎監督の試合後の主なコメントは次の通り。

立命館大・高橋健太郎監督

 (法政大は)最初から仕掛けていかないとのみ込まれるチームなので、積極的に前半から仕掛けていくことができたことで最後逃げ切れた。8年間、立命館が優勝することを待ちわびていた。学生たちがしっかり頑張って、勝ち切れてうれしい。

 <選手時代に優勝を経験し、監督として1年目での頂点となった>

 (監督就任)1年目なので、私の力は全然無くて、4年生はじめ、選手たち、スタッフ共にしんどいものを乗り越えてきたからつかめた勝利だと思う。学生たちには本当に感謝したい。

 (体制が変わり)選手たちも不安だったと思う。その中で彼ら同士がコミュニケーションを取って、自分たちのディテールを高めていくことができたからこの45点を取ることができた。

 <リードした中でのオンサイドキックなど、選手たちも采配に応えた>

 彼らの力を考えれば、達成できると信じていた。私たちがそういった決断をできる環境を、選手たちが作ってくれたおかげだ。

 <4年生にとっては最後の試合となった>

 個人的には「戦友」なのでここでお別れになるのはさみしいが、彼ららしいはつらつとしたプレーを見せてくれた。今日でチームは終わるが、見てくれた人たちの記憶の中に残るチームになったと思います。

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