◆Jからオファーもあったが…「サッカー界の最重要課題」
記者会見するロサンゼルス五輪を目指すサッカー男子日本代表の大岩剛監督
今夏のパリ五輪でも監督を務めて8強入り。2大会連続で五輪の指揮を執れば、1996年アトランタ五輪以降初となる。 引き受けた経緯についてJクラブからもオファーがあったことを明かした上で、「この年代（の強化）はサッカー界の最重要課題。経験が生かせるならやらせてほしいと思った」と説明。レベルアップのため国際試合を多く組みたいとする考えも話し、「メダルに向け、期待を成績に反映できる準備をしたい」とロス五輪を見据えた抱負を語った。来年6月ごろからチームづくりを始める。 日本協会は、選手招集に制約があってもパリ五輪の1次リーグ全勝などの手腕を評価。他から誘いが来ることを見越し、五輪直後に早々に続投を打診した。同席した山本昌邦ナショナルチームダイレクターは「（パリ五輪で）優勝したスペインとの差を知っている監督が、次の世代に植え付けていくことが大事」と強調した。（加藤健太）記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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