大相撲の冬巡業が13日、兵庫県宝塚市で行われ、朝稽古では九州場所で初優勝の大関琴桜が幕内の王鵬と錦木を相手に9戦全勝だった。初の綱とりに挑む初場所(来年1月12日初日・両国国技館)に向け「ここからもう一つの闘いが始まる。未知な部分もあるが、楽しみなのでいいと思う」と決意をにじませた。
2場所連続で敗れている王鵬とは6番取り、強烈な右喉輪など厳しい攻めで圧倒。寒さが増してきた中でも動きは良く「今からスイッチを入れても疲れてしまう。急ピッチの仕上げにならないように、うまく状態を上げていく」と話した。
来年は豊昇龍、大の里を含めた3大関による横綱昇進争いが注目される。(共同通信)
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