シリーズでお伝えしている「高校スポーツ全国大会を前に」
12日は37年ぶりのベスト8進出をめざす名門・高鍋高校ラグビー部です。

創部77年目の名門・高鍋高校ラグビー部は部員59人。

11月に行われた県大会決勝では日向を47対0で破り、14年連続32回目の花園出場を決めました。

チームには2人のキャプテンがいます。
ロックの田村武士キャプテンは、高鍋史上最重量と言われる平均体重95キロを超えるフォワードをまとめます。

(田村武士キャプテン)
Q キャプテンとして
「僕はディフェンスが得意なので、ディフェンスでチームを勇気づけるプレーをします。」

Q 花園では
「目標はベスト8なので、力強いフォワードと展開力のあるバックスで得点し、目標達成に向け頑張ります。」

守備の要。センターを務める河野剛大キャプテン。
県大会決勝をケガで欠場した悔しさを全国大会にぶつけます。

(河野剛大キャプテン)
Q 花園では
「県予選決勝に出場出来なかった時に仲間がいいプレーをして花園に繋げてくれたので、その分仲間に恩返し出来るように自分はディフェンスでチームを引っ張ります」

そして、高鍋伝統のランニングラグビーを受け継ぐのが、チーム一の俊足フルバックの隅江隆希選手。
膝の大けがを2度乗り越え県大会から持ち前のスピードを生かし、チームに勢いをつけます。

(隅江隆希 選手)
Q 初めての予選では
「最初で最後の決勝だったので、自分自身の特徴を生かして自分を落ち着かせながらプレーしました。」

Q 花園では
「自分の長所である、ラン・パス・キックすべて出してチームの勝利に貢献したいです。」

さらに高校日本代表候補、フッカーの高山成王選手は、力強いプレーが持ち味です。

(高山成王 選手)
Q 持ち味は
「正確なボールを投げ入れられることと、力強いボールキャリーです。」

Q 目標
「チームの目標は、花園でしっかり取り切れるようなフォワードを作っていきたいです。個人では、高校日本代表の合宿にに呼ばれるようにいいプレーをたくさんしたいです。」

高鍋伝統の走るラグビーと、全国の強豪に引けを取らない重量フォワードが力を発揮すれば、目標のベスト8が見えてきます。

全国高校ラグビーは、12月27日に花園ラグビー場で開幕。
高鍋高校の初戦は、大会初日、北海道の札幌山の手と対戦します。

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