今年もやります!プロ野球ファンに今シーズン一番熱く盛り上がったシーンを選んでもらいました。各球団100人ずつ、総勢1200人。それではまいりましょう!
■最高の「ただいま」3ランHR
DeNA この記事の写真まずは日本一のDeNA。3位にルーキー、度会隆輝選手(22)のプロ初ホームラン。2位はタイラー・オースティン選手(33)の劇的な一打。そして、1位は…。
試合前の練習 筒香選手 ヒロド歩美キャスター「5月6日、1673日ぶりとなる筒香嘉智選手(33)の復帰戦(ヤクルト戦)は特別な一日となりました」
8回、2点を追いかけるDeNAは2塁1塁のチャンスを作り、打席には筒香選手。逆転3ランホームランを打ちました。
ヒロドキャスター「ファンの前で見せた最高の『ただいま』のあいさつでした!」
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■坂本選手からの「ご褒美」は?■坂本選手からの「ご褒美」は?
巨人続いて巨人。ベテラン、坂本勇人選手(35)の一打にオコエ瑠偉選手(27)のサヨナラがランクインした中、1位は次世代の星。
8月14日、優勝を争う阪神との伝統の一戦。満塁のチャンスを作ると高卒2年目、浅野翔吾選手(当時19)が打席へ。
浅野選手、自身初の満塁ホームラン!
巨人ファン「未来の4番」
「これからのジャイアンツを背負ってくれる」 ヒロドキャスター
「ここまでファンが期待するのには訳があります。10代での満塁ホームランは巨人では史上2人目なんですが、安藤さん、誰以来だと思いますか?ヒントは、現役選手です」 安藤萌々アナウンサー
「現役ですと、坂本勇人選手」 ヒロドキャスター
「そうです!生え抜きのスター、坂本選手以来だったんです。当時19歳でした。若いですね。浅野選手は試合後、その坂本選手からご褒美をもらったそうなんです」 浅野選手
「勇人さんが自分で買ったサングラス。『きょうホームラン打ったからやるわ』」 ヒロドキャスター
「こちらが、そのサングラス。その後、試合で“熱盛キャッチ”をした時も、プレゼントされたサングラスを使っていますね」 浅野翔吾選手 浅野選手
「勇人さんみたいに高卒のスター選手になるのが目標。たくさんファインプレーをして、たくさんホームランを打って、(来年も)熱盛に出られるように頑張りたいと思います。熱盛!」
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■「半端ないって」マツダスタジアム初、ノーヒットノーラン■「半端ないって」マツダスタジアム初、ノーヒットノーラン
広島次は広島。3位にブレークを果たした矢野雅哉選手(25)。2位は、菊池選手の劇的サヨナラ。
これらを抑え、1位になったのは…。
広島ファン「大瀬良大地投手(33)のノーヒットノーランです」
6月7日、ロッテとの交流戦で生まれた快挙。先発、大瀬良投手はテンポよく打ち取り、ノーヒットピッチングを続けます。大記録が迫る中、沸き上がるカープファン。実は、マツダスタジアムでは2009年開場以来、ノーヒットノーランは一度も達成されていなかったんです。
大瀬良投手「ここまで来たなら、みなさんの前で達成できたらいいな」
マツダスタジアム初、ノーヒットノーラン達成!
試合から一夜明け、笑顔で語る大瀬良投手 広島ファン「やるべき人がやってくれた」 ヒロドキャスター
「大瀬良、半端ないって!」
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■中日ファンの小木アナも思わず「熱盛!」■中日ファンの小木アナも思わず「熱盛!」
中日こちらも本拠地が熱かった、中日。上位をすべてバンテリンドームでの試合が占める中、1位は劇的でした。
敵地での開幕カードで1勝もできず、迎えた本拠地開幕戦(4月2日巨人戦)は同点で延長戦へ。打席には、主砲の細川成也選手(26)。開幕から18打席ノーヒットと苦しんでいました。
中日ファン「ずっと打てていなくて、なんとか1本出てほしい」 サヨナラHRを打つ細川選手
ファンの思いを乗せた打球はファンの待つスタンドへ。苦しむ主砲が放ったチームを救う、サヨナラホームラン!
ヒロドキャスター「小木さん。劇的なひと振りでしたね」 小木逸平アナ
「感動しちゃって…。でも最初、確かにちょっと大丈夫かな…って思ってたんですけど、そういった心配も振り切るホームランでしたね」 ヒロドキャスター
「スカッとしましたよね。それでは小木さん、参りますよ。ファンを代表して、アレ、お願いします!」 小木アナ
「熱盛!」
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■1009日ぶりのマウンド 涙の復活劇■1009日ぶりのマウンド 涙の復活劇
阪神続いては阪神です。3位と2位は優勝を争った巨人との熱戦。伝統の一戦を抑えての第1位は、ケガを乗り越えた高橋遥人投手(29)の復帰登板(8月11日広島戦)。ここ3年でひじや肩を4度手術。長いリハビリ生活の支えとなっていたのが…。
高橋投手「ファンの声が後押しになって頑張れた」
ファンに支えられ迎えた、復帰の日。実に1009日ぶりの1軍マウンド。5回無失点の好投で、勝利投手に。ファンも涙の復活劇でした。
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■大越キャスター「青木選手は早大時代から見ていた」■大越キャスター「青木選手は早大時代から見ていた」
ヤクルト最後はヤクルト。23歳、奥川恭伸投手(23)と長岡秀樹選手(23)の同期コンビが2位タイ。
1位は42歳のレジェンド・「ミスタースワローズ」青木宣親選手、最後の雄姿(10月2日広島戦)。日本とアメリカで21年、2728安打を積み重ね迎えたラストゲームです。第2打席、そして現役最終打席でもヒットを放ち、その数を最後まで積み上げました。
試合後…。
青木選手「いつも温かい声援、ありがとうございました。自分があいしたこの球団をよろしくお願いします」 青木宣親選手 ヒロドキャスター
「そして、ご本人に直接『熱盛グランプリ』受賞の報告をしてきました」「引退試合がヤクルトファンの1位になりました」 青木選手
「やりましたー!ありがとうございます」 ヒロドキャスター
「改めてあの一日を振り返っていかがでした?」 引退試合は… 青木選手
「泣きすぎでしたね。ファンの皆さんの声援が球場の雰囲気を作ってくれる。それが自分一色になる。引退試合は特別。一番の思い出になりました」 ヒロドキャスター
「スワローズファンを一言で言うと」 ファンは「真心を感じる瞬間がたくさん」 青木選手
「真心。真心を感じる瞬間がたくさんあった。自分にとって本当に大きかった」
「熱盛!」 ヒロドキャスター
「セ・リーグ編ということで各球団のベスト3をそれぞれ発表しましたが大越さん、いかがですか?」 大越健介キャスター
「青木選手は神宮だったでしょ、引退試合が。彼が早稲田大学野球部の時から神宮球場で見ていた。だから、1人のプロ野球選手の誕生と見事な活躍と、そして、引退を見届ける思いがしてジーンと来てしまいました」 【熱盛グランプリ:セ・リーグ編】
・横浜DeNAベイスターズ
1位 5/6 vsヤクルト 筒香嘉智選手 1673日ぶりの復帰戦
2位 7/9 vs中日 オースティン選手 スターナイトに輝くサヨナラ弾
3位 3/29 vs広島 度会隆輝選手 “最高のデビュー戦”衝撃3ラン
・読売ジャイアンツ
1位 8/14 vs阪神 浅野翔吾選手 自身初の満塁HR
2位 9/7 vsDeNA オコエ瑠偉選手 プロ9年目 自身初のサヨナラHR
3位 9/23 vs阪神 坂本勇人選手 意地の代打決勝タイムリー
・広島東洋カープ
1位 6/7 vsロッテ 大瀬良大地投手 ノーヒットノーラン達成
2位 8/14 vsDeNA 菊池涼介選手 ピースナイターを彩るサヨナラ弾
3位 9/1 vsヤクルト 矢野雅哉選手 ランニングHRで球団8888号
・中日ドラゴンズ
1位 4/2 vs巨人 細川成也選手 今季チーム初勝利を決めたサヨナラHR
2位 10/5 vsDeNA 田島慎二投手 引退登板〜この先もずっと…
3位 7/5 vs広島 高橋宏斗投手 球団8年ぶりのマダックス達成
・阪神タイガース
1位 8/11 vs広島 高橋遥人投手 ケガを乗り越え復帰登板
2位 8/1 vs巨人 甲子園球場100周年を飾る伝統の一戦
3位 9/22 vs巨人 才木浩人投手 4度のピンチを耐えた粘投
・東京ヤクルトスワローズ
1位 10/2 vs広島 青木宣親選手 ミスタースワローズの引退試合
2位 6/14 vsオリックス 奥川恭伸投手 復帰登板980日ぶりの勝利
3位 長岡秀樹選手 打撃覚醒 初の最多安打
(「報道ステーション」2024年12月10日放送分より)
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