サッカーJ2のブラウブリッツ秋田の本拠地となる新たなスタジアムについて、秋田市の穂積市長は10日、事業主体を優先的に決め、2025年度以降に整備費などを具体的に検討する考えを示しました。

新たなスタジアムは、秋田市の八橋運動公園の第2球技場と健康広場に建設されることが決まり、収容人数は5000席以上で、公設の可能性を含めて検討が進められています。供用を当初計画の2032年夏から1年以上前倒しする方針で、整備費は90億円以上となる見通しです。

穂積市長は11月に、2025年2月までに事業主体や整備手法などを秋田県とクラブに示すとしていましたが、10日の市議会一般質問で今後のスケジュールを改めて説明しました。

秋田市・穂積市長:
「整備費用を含む具体的な内容については、令和7年度(2025年度)以降、事業主体が決定した後に、新スタジアム整備基本計画を策定する過程において検討されていくものと想定しております」

秋田市は新スタジアムを、Jリーグの公式戦のほか、社会人ラグビー・秋田ノーザンブレッツの試合や、中学・高校の大会などにも対応できる公共性の高い施設にしたい考えです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。